学祭を終えて②

長崎Sip-S

2015年11月30日 00:12

焼きそば祭りの裏で行われていた、もう一つの学祭について。

環境科学部棟の教室にて、長崎県危機管理監消防保安室さん主催の
公開講座「地域防災と大学生との関わり」が行われたのですが、
その中で、私たちSip-Sの活動についてお話をさせていただく機会がありました。


発表は1年の有村泰斗がハスキーボイスでつとめあげました。

今回は地域防災についてということで、実際に災害を受けた土地の様子を見たからこそ伝えたい、
日頃からの防災意識の重要性について話させていただきました。


司会はおなじみ森恭佑。


地域防災についての意識が命運を分けた例が、東日本大震災では数多く見られました。
たとえば、宮城県の雄勝小学校での出来事について。

詳しくはあえて割愛しますが(興味を持ったらぜひ調べてほしい)、
避難所である小学校に逃げていた人々が、地元の人の助言に従ってさらに高い裏山まで避難したおかげで、
かろうじて難を逃れることができた(小学校は屋上まで浸水した)ということがありました。
津波について見識の深い地元の人の意見を即座にとりいれることができたことから、
これは地元の人と学校関係者の日頃の防災意識の賜物だと言われています。

「災害は忘れたころにやってくる」といいます。しかし、裏を返せば、
「忘れていたから、大災害になる」のではないでしょうか。
地震や津波、台風自体を止めることはできませんが、
事前の準備次第で被害を最小限に食い止めることならできます。
(静岡県や長野県栄村など、ほかの街だったら甚大な被害が予測される事態(震度6以上)が起きながら、
 地震に関する防災意識の高さにより犠牲者を一人も出さなかった(+話題にならんかった)事例もあります。
 詳しくはgo〇gleで。)


Sip-Sの活動理念に、「防災についての学習」、そして「正しい情報の発信」というものがあります。
これに基づいて、これからも防災に関する情報を発信できたらと思います。




























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