長崎Sip-S 東日本大震災学生団体：活動報告（募金）

2012年04月29日

活動報告2011

【１、募金活動】

目的
被災地支援においてもっとも効率的な支援と考えて開始。

期間
2011/3/15～2011/10/1

備品
募金箱、横断幕はやってみゅーでスクから借用

送金先
日本赤十字社へ郵便局を通して送金

総合募金額
2,485,052 円

Posted by 長崎Sip-S at 16:28 │Comments(0) │活動報告（募金）

2011年07月03日

街頭募金活動

こんにちは。長崎県立大学　末廣　恵美です。

今日は街頭募金活動について話したいと思います（＾－＾）
3月の震災直後から、長崎Sip-Sでは街頭募金活動を行っています。
3月中は毎日、4月からは毎週日曜日に定期的に行ってきました。

写真は中央橋鉄橋前です。
場所は中央橋鉄橋前、チトセピア前、夢彩都前などで行ってきました。

震災から４カ月たった現在・・
今後は、定期的な街頭募金ではなく、

チャリティーコンサートやイベント時に募金活動を行っていくという方針になりました 079

３月から街頭募金活動をする中で、沢山の人々との出会いがありました。

（そしてこの「のらんば長崎」に関わる松永さんとの、関わりを持つことができたのも街頭募金でしたね（＾＾）！ icon01

）

→松永さん（http://mattsun.noramba.net/）

募金活動中、「お疲れ様」と声をかけてくださる人
嬉しそうに、満面の笑みで駆け寄って募金をしてくれる小さなこども icon06

「私も募金活動します！」と飛び入り参加したいと言っていただいた人・・・・

通りかかるたびに募金をしてくださり、
しまいには、「全部入れてください」と小さな小銭入れを、笑顔で私たちに渡される方もいました 079

募金を集めているほうですが、いつもその人々の優しさジーンとし、
逆に暖かい気持ちにさせてもらっていた気がします。

また、長崎大学の薬学部や医学部、環境学部、看護学部、長崎県立大学の看護学部の皆さんなどと募金活動をともに行い、沢山の暖かいご協力にも支えられていました（＾＾）ご協力していただいた方、本当にありがとうございました。

（「ご協力ありがとうございますー！」慣れない呼びかけで、噛みそうになりながらも、一緒にがんばりましたよね（＾＾）♪）

そして、これは、募金活動担当の小笹君です。彼は、バドミントン部の練習の合間に
おそらく計５Kgぐらいあるであろう、大きい横断幕と募金箱をほぼ毎回、
自転車に載せて持ってきて街頭募金活動に参加していました。

（そんな彼はまだ19歳です！…見、見えません!!!笑）

まだまだ、引き続き街頭募金活動担当で、また行うこともあるとは思いますが、
いままで陰ながらの彼の努力に街頭募金活動は支えられていたのです（＾＾）

こんな風に、募金して下さった皆様、また協力していただいた皆様のおかげで、。
募金活動にかかわった人々の優しさが連鎖となり・・・

これまで、街頭募金活動などで集まった合計は総額２,５０３,５３２円になりました。
本当にありがとうございました face02

総額２,５０３,５３２円 icon12

１円１円に、長崎の皆様、協力して下さった皆様の「想い」が込められていて、
そんな「想い」が東北へ届くと信じています（＾＾）

ところで！

定期的な募金活動しないなら、「募金もう、しなくていいって思ってるの？」
そういう風に思う人もいるかもしれません。

長崎Sip-Sでは、これからは募金をする人も楽しめて、被災者支援ができる
方法を考えています。募金活動の方法や方向性を考え直し、Sip-Sならではのアイデアを基に、
義援金を集める方法を、部員総出で模索中なのです♪

決して、募金活動を行わないわけではありません 079

私は、Sip-Sが行った震災の公演「いまここフォーラム」で継続的な支援の重要性を感じた出来事があったので伝えようと思います。写真は、Sip-Sが行った震災の公演「いまここフォーラム」です。

地震から４カ月たった今、急性期より報道も大分少なくなりました。
被災者が少しづつですが、それぞれの「日常」に戻りつつあります。

阪神淡路大震災の時には、地震後に仮設住宅などで、一人で生活費を稼いで生活する。
地震からの「非日常」からの、その「日常」に耐えきれず自ら命を絶ってしまう人がとても多かったそうです。
そのため、今回もその危険性が高くなる可能性があるそうです！

フォーラムでこのことを初めて知り、本当に悲しい気持ちになりました。

阪神大震災の２倍以上、死者・行方不明者が出ている東日本大震災。
同時にそれは、それだけ大切な人々の痛みや悲しみを背負っている人も多くなるということを意味します。

大切な家族・友達・恋人かけがえのない人が一度にいなくなる…
そんな気持ちは、私は想像しても想像ができません。

また、実際に現地に行った松岡くん、保健師の方々も言うように現地に行っただけで
あまりの現地の「非現実的」な様子に、長崎に戻ってきた後も
PTSD（外傷後ストレス障害）のようになり、落ち込んでしまうそうです。

こんなふうに、自分の故郷の風景をなくしてしまうこと。
それは本当に、大きな衝撃です。

被災者は、想像もできないくらい沢山の痛みを抱えることになります。

地震から、４カ月。
遠い東北ではその痛みの中で、日常生活を送らなければいけない人が沢山いるのです。

世間の注目はこれから、日々ともに薄れていく傾向にあります。
しかし、被災者は今から、生活し、生きていかなくてはいけません。
今からが、きっと勝負時なのです。

沢山の人々の助けで助かった命・・。
そんな命を自らが絶つなんて、そんな悲しいことが起きてほしくありません。

これからこそが、被災者を継続して支えていくことが必要なのです！

いまここフォーラムでもありましたが、
まずは風化させず「忘れない」ただその、心が大切だそうです。

遠い長崎からできることを、まだまだ考えていきましょう！
そして長崎Sip-Sをこれからもよろしくお願いします。
長くなりましたがこれで終わります！長文にお付き合いいただきありがとうございました。

それではさようなら（＾－＾） icon23